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日本オラクル 株式会社:2025年5月決算 Vol.33

2・5・8・11月決算

こんにちは、きつねです。

高配当株投資する際、事前に企業の業績や財務状況を確認することが重要になります。これは長期間保有し安定した配当をもらい続けることを目的にしているためです。
しかし、個々の企業について決算資料や経営計画などの資料を確認したり、ホームページなどを確認するのは大変ですよね・・・。

そこで今回も、そんな方々や自身の備忘録もかねて、過去の業績や企業概要について『配当金目的の投資をする』観点でまとめています。投資先を分析する際の参考になれば幸いです。
今回は2025年5月期の決算発表を予定している企業から『日本オラクル 株式会社』についてまとめました。ぜひご覧ください。

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企業概要

証券コード:4716
決算月  :5月
設立年月 :1985年10月
上場年月 :1992年2月
業種   :情報・通信
事業概要 :米オラクル日本法人。DB管理ソフトで独走。クラウドのインフラ・ERP等も。配当性向4割

今期決算のポイント

今期決算資料等から個人的なポイントをピックアップしてみました。
2025年5月期決算では第三四半期まで発表されていますので、今回はその内容をもとにしています。

  1. に、「日本のためのクラウドを提供」および「お客様のためのAIを推進」に注力
  2. 日本政府が要件を設定するガバメントクラウドに採用。今後住民情報等の管理・運用データ活用等への利用拡大に期待
  3. 配当金は未定。
  4. 売上高、営業利益は増収増益見込み

過去の業績

過去の業績を配当金目的の投資をする観点から確認していきます。
今回も安定性や成長性、財務健全性を中心に次の7項目の基準を順にみていきましょう。

売上高

2025年5月期の予想はまだ発表されていませんが、2024年6月に発表された内容では5%~9%の増収見込みとされています。これまでもきれいな成長を続けており、今期も順調に成長しているようです。

出典:IRBANK

営業利益率

情報・通信業は比較的営業利益率は高い傾向があるようですが、その中でも高い利益率になっています。また、安定的に同じような利益率による経営が行われていることから、安定性・効率性の観点からも問題ない経営状態といえます。

出典:IRBANK

1株あたり純利益(EPS)

こちらも毎期増加かつ同じような成長率で成長を続けており、波が少なく安定しています。2025年5月期の純利益は未定ですが、第三四半期時点のEPSとしては前期を上回っています。今期も順調にのびそうです。

出典:IRBANK

自己資本比率

突出して高いわけではありませんが、安心の60%付近の結果となっています。また安定して毎期同じような割合となっていることから、戦略的に投資していることが推察できます。

出典:IRBANK

キャッシュフロー

毎期黒字の理想的な状態です。現金等の項目は波があるように見えますが、黒字達成はキープしていることから、個人的には心配いらない水準かなと考えています。

出典:IRBANK

1株あたり配当金/配当性向

定期的に特別配当を出しています。そのため特別配当があるタイミングでは配当性向が高くなっていますが、そのほかは40%前後を目安に配当しているようです。

出典:IRBANK

配当利回り

前期は特別配当(500円)が出ていたことから、4%程度の利回りになっているようです。通常の配当性向40%前後の基準で考えると1%~1.5%程度といった状況のようです。高配当とはいえませんが、今後の成長性や数年に一度の特別配当に期待したいですね。

まとめ

情報通信・Aiといった今後の成長性が十分に期待できる業界のため、株価が比較的高い印象です。また、今回は銘柄選定する際に前期の配当利回りを参考にしています。特別配当が出ていないタイミングも考慮して投資有無を判断していきたいですね。

ご注意事項

具体的な企業名をあげて今後も決算短信や決算資料を分析していきますが、投資を推奨する目的はありません。株式投資はリスクを伴いますので、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。
高配当株投資だけでなく、お金にかんする全般の知識習得に参考にしている書籍をご紹介します。


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