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日本郵船 株式会社:2025年3月決算 Vol.39

3・6・9・12月決算

こんにちは、きつねです。

高配当株投資する際、長期にわたって安定した配当を得るために、事前に企業の業績や財務状況を確認する必要があります。『ない袖は振れぬ』ということですね。

そこで、さまざまな資料やサイトを確認する時間がない(もしくは面倒くさくて資料チェックなんてやりたくない。けど配当目的の投資をしてみたい!)という方々へ自身の備忘録もかねて、過去の業績や企業概要について『配当金目的の投資をする』観点でまとめています。投資先を分析する際の参考になれば幸いです。
今回は2025年3月期の決算発表があった企業から『日本郵船 株式会社』についてまとめました。ぜひご覧ください。

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企業概要

証券コード:9101
決算月  :3月
設立年月 :1885年9月
上場年月 :1949年5月
業種   :海運
事業概要 :海運で国内首位。総合物流企業化、傘下に郵船ロジ。コンテナ船は18年4月事業統合し稼ぎ頭に

今期決算のポイント

  1. 売上、経常損益ともに増加。2026年3月期は関税の影響が不透明としつつ、運賃高騰の影響もあり減益予想。
  2. 配当は2025年3月期は増配。ただし、2026年3月期は減配予想
  3. 配当方針は中期経営計画の内容を変更(配当性向30%→40%、下限配当100円→200円)
  4. 中期経営計画はおおむね計画どおりに進捗

業績の状況

過去の業績を含めた業績について、配当金目的の投資をする観点から確認していきます。
商号を変更した2006年3月期以降の決算資料等から算出しています。途中の株式分割や会計基準変更がありますので、概算参考値です。ご注意ください。

  • 株式統合、分割により、EPSの数値は向上
  • 2015年以降、約10年間で売上高は成長しているものの、個人的には少し物足りない結果に
  • 自己資本比率やキャッシュフローの状況については、問題なく財務健全性◎
  • 配当は業績による影響を受けるケースが多く、一定程度安定した配当を出しているものの、維持・増配の観点からはもう一歩

まとめ

 今回はSNSで高配当株の投資先として、紹介されていた日本郵船株式会社をターゲットにしました。今期や来期の配当予想を見た時の配当利回りは、株価にもよりますが4%~6%と魅力的です。
 これまでの業績や配当結果では減配するケースも多く、個人的な感覚では少し不安です。また、売上高についても、コロナショック時を中心に景気の影響を大きく受ける傾向にあったようです。
 配当がなくなる(=無配)心配はなさそうですが、なかなかハードルが高い印象です・・・

ご注意事項

 具体的な企業名をあげて今後も決算短信や決算資料を分析していきますが、投資を推奨する目的はありません。株式投資はリスクを伴いますので、最終的なご判断はご自身でお願いいたします。

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